JAPANドローン2024: ドローン技術の社会実装とその影響
先日、新たな産業創出と国際競争力の強化に貢献する展示会、今回で第9回目を迎えるドローンに特化した国内最大規模の専門展示会ジャパンドローン2024に参加してきました。
ドローンの実証実験から社会実装へ
展示会では、多くの企業と自治体が実証実験を通じて得た成果を発表し、実際の社会実装へと移行している事例が紹介されていました。
- 災害対応:災害時の情報収集と迅速な対応のためのドローンの実証実験が行われ、現在では多くの自治体で災害対応計画にドローンが組み込まれています
- 施工管理・橋梁点検:現場の進捗確認や大規模なインフラ点検プロジェクトが実証され、現在では多くの自治体で橋梁やトンネルの定期点検にドローンが導入されています。これにより、コスト削減と効率化が実現されています
- 医薬品輸送: 離島や山間部への医薬品輸送の実証実験が成功し、実際に定期的な医薬品輸送サービスが開始されています。これにより、緊急時の医療対応が迅速化されました
- スマート農業:ドローンなどの端末から得られたデータを収集し、それらを解析することによって、農作物の品質向上や生産性向上に寄与しています
令和6年の能登半島地震では、二次災害の予防や孤立地域への支援のために、ドローンによる自動監視システムや医薬品配送が活用されました。
ドローン実装に必要なプラットホーム等も多く展示されており、より一層ドローンが身近になってきたと感じました。また近々では法改正によりドローンによる貨物配送等、社会実装が広がっていくと思いますので、情報発信していきたいと思います!
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