「建物状況調査の鍵 – 不動産投資の安心基盤」
コロナ・インフルエンザ流行してますね、皆様体調崩されていませんでしょうか。かくいう私は体調を崩しお休み頂いてました、、、
家族や職場の仲間に感染を広げなかった事は不幸中の幸いでしたが、ただただ猛省でございます
。がしかし、ここは致し方なしと切り替えていきましょう。
何故、今時期インフルエンザが流行?とお思いになられたと思います。インフルエンザは気温が低く乾燥した環境でウイルスが長時間、感染力を保つため冬に流行することが多いと言われてます。
しかし今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、インフルエンザの感染者が減少し集団免疫が低下、インフルエンザワクチンの接種率が低下、マスクの着用の緩和、等々の条件により季節外れの流行が見られているようです。
気温も上がり気を抜きがちですが、手洗い、うがい、予防対策しっかりしていきましょうね。
さてさて、過去空き家物件についてお話してきましたが、本日は中古物件(戸建て)等を実際に購入・投資するときに大事なステップとしまして
「建物状況調査(インスペクション)」について短めに説明していきたいとおもいます。
なぜ建物状況調査が重要なのかを要約しますと以下の項目となります。
① 隠れた問題を発見: 建物状況調査は、建物の潜在的な問題や欠陥を見つけるために行われます。これにより、将来の予期せぬ修繕費用や追加費用を予測し、投資計画を正確に立てることができます。
② 価格交渉の材料: 建物状況調査の結果は、価格交渉において有力な材料となります。発見された問題に基づいて、価格を調整し、投資のリスクを最小限に抑えることができます。
③ リスク管理の重要性: 建物状況調査は、投資のリスク管理に不可欠です。建物が適切に保守され、法的基準を満たしているかどうかを確認することで、将来的なリスクを回避できます。
④ 投資の長期的な価値評価: 建物状況調査は、不動産の長期的な価値を評価するための指標です。将来の売却や資産価値の維持に影響を与えるため、建物の状態を正確に把握することは重要です。
⑤ 安心感と信頼性の向上: 建物状況調査を実施することで、購入者や投資家は安心感を得ることができます。調査結果に基づいて、合理的な投資判断を下し、将来的な問題を回避します。
また、建物状況調査の他に「ホームインスペクション」という屋内および屋外の主要な構造要素、設備、システムなどを評価し、建物の状態や潜在的な問題を特定する検査もあります。
建物状況調査は不動産全般を対象とし、商業用不動産や投資用不動産にも適用される場合があります。一方、ホームインスペクションは一般的に住宅を対象とし、住宅購入者の特定のニーズと要求に基づいて行われます。
両者は目的や対象の異なる調査ですが、どちらも不動産取引において重要な情報を提供する役割を果たすものです。購入後のトラブルをなくす為にも必要な事だと思います。
不動産のご利用状況によって様々な状況ございますが不動産の購入、投資をお考えございましたらお気軽にご相談頂けたらと存じます。
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