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決まってますか?「土地」の利用。「意識」しないと始まらない

先日、前々から行きたいと思っていました白井屋ホテルさんに伺う事ができました。前体制のホテルから有名デザイナーによるリニューアル、私も建築に興味があるので内装がどの様になっているかが見られてとても興味深かったです。

 

今回は食事だけでの来訪だったので次回は是非、デザイナーがデザインしたホテルの居室に宿泊したいですね。また妻の出産以来、初めて夫婦二人で出かけることができたのもあってとても良い時間が過ごせました。

 

では、今回は土地所有の方が自身が所有する土地に対し、どう考えてますか?の話です

 

5月に国土交通省調査による「令和4年度土地問題に関する国民の意識調査」が発表されました。日本人の不動産所有に対する意識がどのように変化しているのかを考えてみましょう。

 

最新の「土地問題に関する国民の意識調査」によると、土地を所有している人の割合は減少傾向にあるようです。 

 

具体的には、調査に回答した人の中で、「現在居住している土地のみを所有」と回答した割合が43.9%であり、一方で「現在居住している土地とそれ以外の土地を所有」は18.8%、「土地は所有していない」は33.3%となっています。

 

過去の調査結果を見ると、現在居住している土地のみを所有する人の割合は増加傾向にあり、一方で現在居住している土地とそれ以外の土地を所有する人の割合は減少しています。

 

調査結果によれば、土地を所有している人の大部分は相続によるものであり、土地の有効活用に関しては課題が残っています。 相続土地の多くは未利用のままであり、有効な活用が行われていない状況が浮かび上がっています。

 

土地の所有意欲についても変化が見られます。 調査によれば、土地を所有したいと答えた人の割合は減少傾向にあります。 所有したい理由としては、自身が利用するためや相続による資産として残すためといった要素が挙げられます。

 

一方で、土地を所有したくないと答えた人の割合も存在します。 所有費用や手間、使い道のなさ、取得費用などが理由として挙げられています。

 

また、土地を有利な資産と考えるかどうかについても興味深い結果があります。 土地を有利な資産と考える人の割合は減少傾向にあり、土地の資産価値を土地の資産価値を有効に活用することに対する意識が変化していることが示されています。

 

このような変化が生じている要因としては、以下のような要素が考えられます。

 

1.高騰する不動産価格

:特に都市部では不動産価格が高騰しており、土地の購入や所有に関わる費用が増加しています。 これにより、一部の人々は土地の購入や所有に消極的になっている可能性があります。

 

2.経済状況の変化

:日本経済がデフレからインフレへ転換しつつあると言われています。 インフレが進行すると、資産価値の維持や増加が期待できる不動産への関心が高まる傾向があります。 しかし、一方でインフレによる生活費や金利の上昇が懸念されるため、土地を所有することへの慎重さも生じているかもしれません。

 

3.生活スタイルの変化

:近年、都市部ではコンパクトな生活スタイルや共有の住居スペースを好む人々が増えています。 こうした傾向が土地所有への需要を減少させる要因となっている可能性があります。

 

4.資金の他の使い道

:土地の所有には莫大な資金が必要です。 一部の人々は、土地の代わりにビジネスや教育など他の目的に資金を投資する方が魅力的であると考えている可能性があります。

 

 

これらの要素により、土地の所有に対する意識が変化していると言えます。 しかし、一方で土地は資産の一形態として依然として重要な存在であり、資産の多様化や適切な活用方法に関する情報提供や支援が求められると言えるでしょう。

 

都心部と地方地域ではとらえ方の差異はありますがけして無視できない調査内容かと思います。ご自身で保有されている「土地」についてどうするか、今後考える機会になれば!

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